Pediatric dentistryご自身の寿命を決めるのはお口の健康!

今や、3人に1人が65歳以上と言われる高齢化社会へと進んでいます。歯科に関しても、高齢者のお口の健康が重要視されています。歯の病気は、他の全身疾患と違い、後回しにされてしまいがちですが、歯を健康に保つことで、認知能力が上がることや、「話す、食べる」などの基本的な活動を行えることなど、生活を豊かに送る上で重要な部分でもあります。


PMTC高齢者に多い歯の病気-誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

近年の国民の死亡原因は以下になります。

  • がん(悪性腫瘍)
  • 心臓疾患
  • 誤嚥性肺炎
その中の「誤嚥性肺炎」は、お口の健康状態が大きな影響を与えていることがわかっています。お口の中が不衛生な状態が続くと、むし歯・歯周病などだけでなく、身体全体の健康被害も生じる可能性が高くなります。例えば、お口や喉は、通気性が悪く閉じられた部分なので、細菌の住処になってしまいます。そこには1,000億以上の細菌が潜んでいると言われています。誤嚥した際に、それらの細菌が肺に入ってしまうことで、誤嚥性肺炎になってしまい、多くの方がなくなっています。


PMTC口腔ケアについて

こういった疾患の予防として、口腔ケアが大切になってきます。口腔ケアにより、細菌をお口の外へ排除して、健康なお口を保つことです。

口腔ケアにより、以下の効果が期待でき、それにより、誤嚥性肺炎のリスクを減らすことができます。

  • お口の中の細菌の量を削減できる
  • お口の機能を回復、そして維持することで、しっかりと食べ物を飲み込めるようになる
  • 誤嚥した場合でも、吐き出すことができるようになる

また、口腔ケアは、疾患の予防だけでなく、日常生活の質を向上させる効果もあります。しっかりとお口の機能を維持することで、食事の楽しさ、会話によるストレス発散など、生活を豊かにする要因になります。


PMTC老化現象による症状について

お口の中の老化現象にはいつかあります。
歯が黄色くなるなどの色の変化、歯の摩耗による噛み合わせの変化、唾液の分泌が減ることによりお口の中が乾燥するので、味覚の変化があります。
これらの変化を放置しておくと、症状が悪化してしまい、食べ物を噛む機能が失われてしない、健康を害することに繋がってしまいます。そうならないためにも、歯科治療によりこれらの症状を改善していくことが大切になります。歯が喪失した場合は、インプラントや義歯を装着したり、また、歯の色は冠をかぶせることで改善が見込めます。

高齢者の方で義歯の使用にお困りの方には、見た目にも優れた義歯や歯肉を覆う箇所がより柔軟な義歯、また、マグネットを使用した義歯など、様々なタイプの義歯を提供しておりますので、ご相談ください。