月火水金土 | 9:00-12:30 / 13:30-17:30 |
---|---|
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
「虫歯は子どもに多いものだから、成人になったら関係ない」、と思っていませんか。
実際には、9割以上の成人に虫歯があり、さらに40歳以上においては、昔に比べて虫歯の数が増えていると言われています。
虫歯を放っておくと痛みや噛み合わせが悪くなり、食欲不振や消化不良など、日常生活において、様々な支障が生じます。大人の虫歯の特徴としては、「進行の速さ」、「気づきにくい」ことがあげられます。そのため、痛みなどで歯医者に訪れたときは、すでに悪化しているケースも多くみられます。
また、虫歯と同じく気をつけないといけないのは歯周病です。近年、歯を喪失する原因として、歯周病が多くなっています。35歳以上の成人で、8割以上が歯周病だと言われてい中で、肺炎や心臓病、糖尿病などの全身疾患との関係も明らかになってきています。
歯周病は、虫歯と違い、歯に穴があいたり、痛くなったりといった症状はないため、自覚症状がなく症状がどんどん進行してしまいます。症状がかなり進んでしまうと、治療が手遅れになるケースが多く、成人の歯を失う最大の原因となっています。
歯周組織は歯茎と歯を支える組織(歯槽骨)からなっており、これらにより、歯を正しい位置に固定しています。歯磨きが不十分で、歯と歯茎の間に歯垢が溜まってくると、炎症が引き起こされます。これが、歯周病の始まりになります。歯周病により歯周組織が破壊されると、歯を支えることができなくなり、虫歯の歯だけでなく、健康な歯までもが抜けてしまいます。
このように、歯周病の始まりの原因は、歯垢が溜まってしまうことです。歯垢が固まって歯石になると、家庭での歯磨きではなかなか取り除くことはできません。家庭でのセルフケアはもちろんのこと、歯ブラシでとりきれない歯石や汚れを取り除くためのプロによる定期メンテナンスが必要です。
定期メンテナンスでは、PMTC(プロによる歯のクリーニング)により、歯科医師や衛生士が専用の器具を使用して歯を磨きます。
日常の歯ブラシで磨けていないところをチェックして、歯石を取り除きます。 必要であれば、ブラッシング指導も行います。
歯の着色を落とします。
歯を強くし、虫歯を予防するためにフッ素を歯の表面に塗ります。
定期メンテナンスでは、歯を削るようなことはしません、歯の健康・身体の健康を維持していただくためにご来院ください。